| 2005年05月15日(日) |
百歳現役スキーヤー三浦敬三さんの食卓 |
癒しの森642 80代壮健の会を主催する私にとっては、三浦敬三さんのように百歳になって活躍している人に強い関心を持つ。雑誌で「百歳現役スキーヤー三浦敬三さんの食卓」と題する手記が掲載されたコピーを知人から戴いた。ここで手記の一部を引用したい。
「朝5時30分に起床し、目覚めのウォーミングアップのあと1時間ほどかけて近所をウォーキング。私の1日はこうして始まります。・・・私が心がけているものが、自分で作る毎日の食事です。といっても、特殊な健康食品やこったものは何もなく、いってみれば「粗食」。身近な食材から「よい」といわれるものを選び、工夫しながら、長年、自分で作り続けてきたものばかりです」
一番驚くのは、百歳を超えた三浦敬三さんが自炊をしていることである。主食は発芽玄米で選択した理由を次のように説明していた。 「私のご飯はすべて発芽玄米、しかも発芽器を使って玄米を自分で発芽させます。玄米自体は20歳代から食べてきましたが、発芽玄米に変えたのはここ数年前からのこと。玄米の栄養価を調べていたら、発芽玄米のほうがさらに栄養バランスが取れていることが分かったのです。玄米に含まれているビタミンB₁Eだけでなく、発芽させるとミネラル分が体内により吸収しやすくなり、高血圧や高血糖に効き、脳への血流をよくする働きを持つギャバという栄養素がとても増えるということなので、これは食べてみる価値があると思って始めました」とあった。この文章を読んで感じたことは、三浦敬三さんの頭脳が実に柔軟であることであった。(尊敬を込めてメモ欄に三浦敬三さんのプロフィールを掲載した)
・百歳で 考え方も 柔軟で 健康記録を 何処まで伸ばす
|