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2004年07月19日(月) トルストイ作品の翻訳者、北御門二郎氏が死去

 「戦争と平和」「アンナ・カレーニナ」「復活」などのトルストイ作品を訳した北御門二郎(きたみかど・じろう)さんが7月17日死去した。91歳だった。 トルストイの非暴力主義に共鳴し、徴兵検査で戦争拒否を表明したことで有名な人だ。同氏の書いた「ある徴兵拒否の歩み」から一部を引用したい「もう今から60年前になります。すぐる太平洋戦争の折り、国を挙げて戦争に熱するさなか、私はやむにやまれぬ気持ちで戦争を『否(いや)』といい、『人を殺すくらいなら殺される方を選ぼう』と徴兵を拒否しました。トルストイにめぐり逢ってのことです。きっと軍法会議にかけられて、銃殺刑か縛り首になろうと死を覚悟していた私は、幸か不幸か、狂人として扱われ、生き長らえました」国中が戦争をしようとしているとき「戦争はいや」と言って狂人扱いにされた人物がいたことを記憶に留めたい。
 私は「戦争と平和」「アンナ・カレーニナ」の名前を聞くだけで、離れた故郷を思うような郷愁を感じる。トルストイは近代の大文豪中の大文豪である。「戦争と平和」「アンナ・カレーニナ」だけは読み切ろうと、本棚に並んでいるが未だに読みきっていない。しかし、この2つに作品についての解説は、何回も読んでいる。この2作品を読みきったら、心の空間が果てしなく広がるように思う。だから郷愁を感じるのかもしれない。
     
   ・トルストイ 空前絶後の 大文豪 暴力否定の 思想脈々
   ・暴力を 否定の思想 脈々と 流れはあっても 小川の如し


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石田ふたみ [MAIL]

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