今まで何回も、アメリカの野球文化に関連したことを書いた。 メッツの松井稼頭央内野手(28)の鮮烈なニューヨーク・デビューにちなんで同じ趣旨のことを書きたい。ニューヨークの試合では「4打数2安打2打点。待ち望んでいた地元ファンを熱狂させた」(14日・スポニチ)という。開幕から7試合で2安打以上が4回もあった。そのすべてがチームの勝利に結び付く活躍で、ニューヨーカーの大歓迎を受けている。 ともかく声援が鳴り止まないのだ。「3回、打球が左翼線を抜けると、1、3塁側のオレンジ色のスタンドに詰めかけたファンが一斉に立ち上がった。歓喜のハイタッチ、そして抱擁。松井稼が、ニューヨークのファンに認められ、愛された瞬間だった」(スポニチ)という。優秀な選手を人種とは全く関係なく大歓迎する雰囲気は、まさにアメリカの文化そのものであると思う。 松井稼内野手は「これほどまでの大舞台は初めてですから。球場の雰囲気、ファンの皆さんの声援は何ともいえない」とコメントしている。ニューヨークは、松井秀と2人の「マツイ」が活躍することになった。、ニューヨーク市民はこの2人の活躍で、日本を身近に感じることだろう。 ・鮮烈な デビューを飾った 松井稼 歓喜のタッチと やまない声援
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