天下無敵な過ごし方
ああ、今日も今日だねぇ。
ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
2005年04月04日(月) 東風

体調が悪かったのと機嫌が悪かったのに甘んじていたら、3月が終わって4月が始まり、世間は年度替り、新学期。
多分きっかけは些細なことだったのだろうが、何もかもが気に入らなくて日常生活にやや差しさわりがある程度に機嫌が悪い日々を過ごしていた。(とばっちりを食っていたのは云わずと知れている)
決して今だって上機嫌ってわけではなく、前よりもよいだけで。
でまぁ、あまりそんなことばかりに囚われているのも嫌になってきたので、そろそろお終いの方向へよいしょと持っていかねばならない。

そういう不機嫌な自分を眺める度に、つくづく大魔人のムスメだと思う。ココロで律しようが頭で考えようが、大魔人から受け継いだ遺伝子のなせる性なので、どうしようもない。サソリにカエルを刺すなと云う様なもの。
と、しっかりと開き直ってみる。
反省はしない。してみたところで二度と不機嫌にならないかって云うと決してそうでなはいので、反省が嘘になる。と屁理屈かもしれないけど、そう思うから。

機嫌が悪い間、わりと本を読んでいた。
本を読むことに逃げて嵌っていたという感じか。
読みながら酒も飲んでいたからあまりほめられたものではないのだけど。
読んだ順に並べると、
日暮し上・下(宮部みゆき)→失踪日記(吾妻ひでお)→当面の敵というのを決めることにしたのだ。(稲本喜則)→嗤う伊右衛門(京極夏彦)→覘き小平次(京極夏彦)
読んだ本が適当ではなかったのかもしれない か。京極あたり。独でいることに陰湿な心地よさすら感じて、貪り読んでいた風でもあるから。
で、それにも飽きた。

無性に無性に何かをしたい。けど何もしたくない。そればっかりなのである。

ってことで、まだ なんとなくざわざわと落ち着きがなくて、なんだかとんでもない気もするのだけど、見切り発車も中途半端もお家芸であるからして、そのうち進退も決まるでしょう。

ほら、春だから。







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