ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
ハチローも八丁堀の七人も結局最後の最後まで見逃して終わった。 連休中は、体調がいまいちだったのとお父さんの家に帰っていたのとで、わりと本を読む時間が多かった。
今、マゲTVで気に入ってるのは 伝七。 ここに出てくる下っ引き(岡っ引きの子分)に「かんざしの文治」ってのがいるんだけど、それがさりげなくたけぞ氏に似ている。 顔だけでなく、しぐさ、座り方などが。それがまた気に入りにいっそう拍車をかける。
そして、中村主水初登場の必殺シリーズである必殺仕置き人。 野川由美子が長七郎のレギュラーでなくなってさびしく思っていたら、こっちで登場。結構好きなマゲ女優さんなので嬉しい。
週末に、渡部版の巷説百物語が放映されるとの情報を得た。録ってもらえる段取をつけたので、一安心。 以前に録ったものとストーリーも出演者も違うので、見比べるのも楽しみ。
マゲ本は、大人買いした筑摩書房の半七と宮部みゆきの霊験お初捕物控。
宮部マゲは、話自体も面白いのだが、テンポがよくて読みやすい。長編はあまり好んで読まないのだけど、彼女の作品はだらっとしていなくて、すすいと読める。特に女性作家ものを読んだ後に感じることが多いのだが、読了感の清々しさがこれまたなんとも。
半七は、短編のその話の終わりに、言葉の解説と事件のあった場所を現代地図で示しているので、それを読んでいるのも面白い。薀蓄含蓄も併せてどうぞってな感じで。
そして、また宮部に戻るか藤沢にいくか、それとも山本へ・・・。 暫くは 積読から拾って楽しむ。 本を読むための遠出もしてみたい。 春ねぇ・・・・。
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