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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
って思うくらい寒かった。 田中学院 中等部2年 中野冬季 田中学院でも、中野兄弟を知らないものは少ない。中野兄弟は、大学部に所属する長男中野春季、高等部に長女、次女である中野夏季と秋季、中等部に次男中野冬季がいるが、いずれも他学年どころか学院全体で名を知らしめている。今回は末っ子の冬季の話である。 中野冬季は中等部の運動部では引っ張りだこだった。類まれなる運動能力に長けるため各部に助っ人として活躍している。そして一つの部偏ることはなかった。なぜならばそのことにより他の部から羨望と嫉妬の目を向けられるからだった。冬季にとってはそれが嫌であるため各部まんべんなく助っ人として参加する。今日は野球部、明日はテニス部、あさっては水泳部。練習試合などが重なった時は部長同士がじゃんけんなどして彼を勝ち取る。彼にとっては運動は好きだが練習は好きじゃないので好都合だった。 もう一つ部活に入らない好都合は野田晴仁という存在だった。 野田晴仁は冬季の幼馴染みであり、親友であり、悪友である。
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