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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
四国は遠い......! アマレウ夫人は一行を笑顔で迎えた。特にルヴィアを見てすぐにドラゴンと見破り、彼女を驚かせた。 「本当にドラゴンがいるなんて、いえ、会えると思わなかった。長生きはするものですね」 夫人は嬉しそうに笑った。そして、契約書をルヴィアに見せた。 黄金の板に見えるそれにルヴィアは手をかざすと、うんうんと頷いたが、災いについては思い出せなかったようだった。 「これは誰が作ったのだ? エルフではないと思うのだが」 「先代の妖精主が作ったものだ。こういう手の込んだ物が好きだったんだ。それにしても懐かしい」 彼女は板を手にして裏返したり撫でたりしたあと、夫人に渡した。 「災いが何かは思い出せなかったが、ここを守ろう。妖精主との約束だ」
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