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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
いろいろお約束事ってありますが、ベタ展開は嫌いじゃないです。 「どんな災いが起きるのだ?」 「忘れてしまった。契約書を見れば思いだせるかもしれない」 彼女は今の状況よりも契約に縁のある人間、アマレウ夫人のことが気になって仕方がない様子だった。長もあきらめたようで、アニムに頼んだ。 「長となったエルフは村から出ることはできません。ルヴィアをお願いします、アニム」 彼らはルヴィアを連れてアマレウ夫人の屋敷へ向かった。 「ドラゴンって、変身できるんだな」 ウルバの質問にルヴィアは目を細めた。まるで幼い子どもを見ているようだった。 「そうだ、私たちには変身能力がある。ドラゴンは妖精の仲間みたいなものだ。ただ、ほとんどのドラゴンは人間などに変身しない」 「どうして?」 「する必要がないからだ」 「ルヴィアは?」 「する必要があるからだ」 そんな会話をしながら、森を進んだ。
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