気まぐれ日記
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2014年03月16日(日) お約束

 いろいろお約束事ってありますが、ベタ展開は嫌いじゃないです。
 




 「どんな災いが起きるのだ?」
 「忘れてしまった。契約書を見れば思いだせるかもしれない」
 彼女は今の状況よりも契約に縁のある人間、アマレウ夫人のことが気になって仕方がない様子だった。長もあきらめたようで、アニムに頼んだ。
 「長となったエルフは村から出ることはできません。ルヴィアをお願いします、アニム」 
 彼らはルヴィアを連れてアマレウ夫人の屋敷へ向かった。
 「ドラゴンって、変身できるんだな」
 ウルバの質問にルヴィアは目を細めた。まるで幼い子どもを見ているようだった。
 「そうだ、私たちには変身能力がある。ドラゴンは妖精の仲間みたいなものだ。ただ、ほとんどのドラゴンは人間などに変身しない」
 「どうして?」
 「する必要がないからだ」
 「ルヴィアは?」
 「する必要があるからだ」
 そんな会話をしながら、森を進んだ。


草うららか |MAIL

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