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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
ふんどしの日らしい。 「この辺りの獣は確かに危険だけど、エルフたちの守護にもなっているの。それも契約の一つのはずよ。ちょっと待っててね」 夫人は一度部屋を出た。ややして戻って来て、その手には黄金の一枚板がある。アニムは一瞬目を見張ったが、それがエルフとの契約書だとわかった。 「きれいでしょ? でも金ではないようなの」 「すごい......」 ガーシアはそれを見て呟いた。 「これはエルフとの約束の証。手をかざすだけで契約の内容が解るようになっているの」 ガーシアは手をかざす。そうすると頭の中に言葉が浮かび上がった。 「本当だ。これは、すごい」 アニムもそんな彼女を不思議そうに見たが、手をかざす。ウルバも同じように手をかざした。 「一体何が街で起こっているのかしら?」 夫人は首を傾げた。
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