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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
普段買わないものを買ってしまった感ってありますよね? まずは簡素な部屋に通された。長の家だろうと思われる家の一室だった。 「この部屋を使ってください」 ここまで導いたエルフは、アニムの思った通り、長の右腕として働いていた。名前はガーシアといい、他のエルフたちにも認められているようだ。 「人間が旅先で住む家を宿っていうですよね。ここにはありませんから」 「わかってる」 森の中で野宿をするより十倍マシだと思う。口にはしないが、部屋一つ貸してもらえるのは幸運だ。 「他の子たちが皆にあなたのことを教えているわ。あなたを見かけたママたちがもううずうずしていて包丁を手にしていたから、今日は腕によりをかけてくれるわ」 「責任重大だ。面白い話をしないと」 「楽しみにしています」 ガーシアは宴の準備が出来るまで少し休むように促した。
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