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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
恐いくらい雷が激しいです! 和花子はいつの間にかクラスにとけ込んでいた。座敷童(のようなもの)なので皆には見えなかったが、クラスの女子『磯野和花子』として、普通に他の女子と会話し、授業を受けている。礼子さんの術によるものらしい。皆違和感無く接している。 「今夜の相手は危険だから、私と和花子ちゃんだけで行くわ」 その日礼子さんは言った。珍しく放課後の保健室には師匠もいた。そして珍しく真面目な顔をしている。 「務と静夫くんはここで待機していてくれ。今夜は相手がよろしくない」 「どんなんなんですか?」 「とんでもないヤツだよ」 そういう通り、礼子さんは大けがを負い、和花子は薄くなりかけていた。ただ、それで済んだのは、なんとここの守り神だった。 意味不明、なんのためにいるのかわからないが師匠曰く『守り神みたいなもの』が何故助けてくれたのかわからない。 礼子さんは悔しがり、ケガが治ったらリベンジを考えている。和花子も怒ってしばらく俺たちに当たっていたが礼子さんと同じようにリベンジしようとしている。そして、何もできなかった俺たちもまた、今度は一緒に戦おうとしていた。 それを見て笑っていたのは師匠だけだった。
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