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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
久しぶりにお出かけ。 それから2年後、3年生になった俺たちは立派な悪魔バスターになっていた。 「簡易払いじゃダメだった」 除霊師からまさか悪魔払い師になるとは夢にも思っていなかった。今夜はデパートに出る悪魔『ヴァーゲン・セール』を退治する。これはどうも名前からして「安易なバーゲンをして顧客を掴もうとするが結局それは損することに繋げてしまう」悪魔のようだ。悪魔に関してのツッコミは面倒なんでしない。有無を言わさず退治することが俺たちの仕事だ。 「わかった。じゃあ中級いや大は小を兼ねて高級で行きましょう」 和花子は俺の力を最大にまで引き出した座敷童(当人はそのようなものだという)だ。そして静夫は術を細密にコントロールしてくれる。 「まてよ、そんな術今使ったら建物吹っ飛ぶ! まってろまずはあの悪魔の野郎の周りに結界を貼るその中でやれ」 静夫は俺たちの中では生き生きとしている。こっちが本来の性格なのだろう。 「よし! 出来たぞ!」 「行くわよ!」 「おう!」 二人のお陰で俺は悪魔退治ができるようになった。 「ご苦労様」 礼子さんは、その総括。普段は保健医をやっているが、裏で悪魔退治の依頼を引き受け、俺たちに託している。俺たちが高校を卒業(和花子は基本学校からでれないが)しても招集し、この事業を続けると言っている。 「今日の報酬はこれよ」 学生の身分である俺たちに渡されるのは満点ゼミの今月号。これで学力を落とさず頑張れという意味合いらしい。おかげさまで赤点は免れている。和花子には甘いお菓子が渡される。本人曰く「だって、私、お勉強は完璧なのよ」確かにうん十年という長い月日学校にいただけある。 「じゃあ、今夜はここまで。解散って言いたいけれど遅いし送って行くわ」 礼子さんは俺と静夫の両親を丸め込めて、この活動を認めさせている。和花子は一時的に学校から離れられるようにしているので、明日に礼子さんと一緒に学校に戻る。
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