気まぐれ日記
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2013年06月29日(土) 謎の音

 最近、隣なのか上の階なのか、音がする。
 あんまりうるさい音ではないが、「ごん、ごん、ごん」とにぶい叩くような音が聞こえる。
 それも、夜七時半から八時くらいの間で、1分も続かないので、苦情をいうようなほどでないのですが、何の音なのか、気になる。

 




 討伐(今日はファンタジーな話ですよ。あれ、いつもか?)

 私たちはど田舎から出て来た。それ故に都会のことはいざ知らず。

 私と弟は辺境近いど田舎から中央都市に出て来た田舎者だった。中央都市に出たのは狩猟者資格試験があるのでそれを受けて、晴れて正式な狩猟者となり討伐隊に入った。人々を困らせるモンスターを容赦なく倒すのが仕事なんだけれど、本当はお金のためだった。やりたいことがあってお金を貯めたい。狩猟者というのは結構もうけることができるっていうからだ。
 「あーあ、せっかく中央都市にいたと思ったら、またこんなジャングルみたいなところにきたっちゃ」
 「姉ちゃん、でもここすっごい石あるんだ」
 弟は宝石に興味がある。この弟のやりたい事は宝石を手に入れることだった。この子は先天性の鑑定眼があるため、石の善し悪しがはっきりわかる子なのだ。
 「おい、新人、ここのモンスター強いからな、気をつけろよ」
 討伐隊の副隊長が言った。だったらこんなところに新人を連れて来るな。
 「お前たち、まだ間もないよな。ここで待ってろ」
 「いえ、行きます。山の方へ行けばいい石がありそう」
 「こら、ごめんなさい。弟は石に興味があって」
 「しかしなあ、俺たちでもお前たちを守れるか」
 「ここに連れて来たのは飯の準備とかあるからな」
 ああ、そうですか。それで。新人の狩猟者が必要なわけね。
 討伐隊は私たちを置いて討伐に行ってしまった。私たちはそれまで食事の用意だ。キャンプをするのは川の近くで見晴らしも良い。
 「姉ちゃん、ここすっごいいい石がある」
 「あら、そ。使えそうなの2、3個。使えるようにしてちょうだい」
 「使えるようにね、わかった」
 感じる。こんなに見晴らしがいいのに、姿がない。そういう感じがするのはモンスターがいる。
 私は武器を構えた。
 「来るわよ!」
 「あいさー!」
 出た。それは魔獣と恐れられているらしいベルクモラシー。大きなベッドくらいあるトカゲだ。弟が使える石を天に放った。
 「焼き焦がせ!」
 もはや命令にしか聞こえないが、炎の魔法石。弟がさっそく見つけた宝石はベルクモラシーを軽く焼いた。怯んだそれを私は剣ですかさず一刀両断。ベルクモラシーの息の根を止めた。
 「おーい! 大丈夫か!」
 「はい、大丈夫です」
 「ベルクモラシーじゃないか、お前たちが?」
 「新人のくせにやるじゃないか?」
 「ええ、だって、私の田舎じゃ、ちょっとした御馳走ですよ」
 どうやら、私のど田舎では普通なことでも、都市じゃとても腕ききの狩猟者のようだ。そして、都市ではどうやら『野蛮』の代名詞らしい私のど田舎......。


草うららか |MAIL

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