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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
ドラクエで「ああああ」と名付けると名前の神様におこられる。 「いやはや、恐ろしい」 そう呟いたのは、ピジョネエルゾナ支店専属シェフだった。今夜ほど動いたのは今まで無かった。お手伝いのリーシェもぐったりと椅子に座り込んでいる。 「弟さん、本当に、すごいのね。残念ながら解らなかったけれど」 シェナは後片付けを始めていた。それを真面目担当兄がそれを手伝う。 「いや、うん、解らなくてもいいと思う」 「でも、お客様は喜んで帰って行ったわ。あんまり歌に疑問を持たなかったみたい」 シェナは満足そうな顔をしていた。 「シェナさん、お腹空いた」 おちゃらけ担当弟が訴えた。 「シェフの気まぐれコースを頼むよ」 「残念、今日はもう材料がないわ」 「そんな......」 「でも、ちゃんと用意しているから、コースじゃないけどたっぷり食べられるよ」 「マジで?」 「ええ、マジよ。でも、後片付けが先ね」 クレッセが笑顔を見せて後片付けを手伝い始めた。
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