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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
更新し忘れていて、今日更新したという更新代。はがきが来るはずなのに以前更新した支店が閉まった為に来なかったという不手際。 準備のため忙しくしているシェナにおちゃらけ弟は訴えた。 「あの、お姉さん、メシ!」 「ああ、そうだったわね」 シェナは手にしていた道具をテーブルに置いて厨房のカウンターへ向かった。 「リーシェ、何か作れる?」 カウンター越しに声をかけると「おう」と返事がした。 「リーシェはお手伝いで入っているんだけど、まかないはとっても美味しいのよ」 今は時間外なので本格シェフの料理は作れないという。それは兄弟にとってどうでもよく、特におちゃらけ弟はお腹を満たしたかった。思えば先ほどの歌もお腹がすいているという訴えにも思える。涙は空腹に対するひもじさなのかもしれない。 シェナは「すぐカウンターから用意されるから」と、再び道具を持って準備を始めた。まずはステージの飾り付けを始めている。 彼女の言ったように「お待ちどう!」という威勢の良い声が聞こえて、おちゃらけ弟がカウンターに向かったらカウンターにサンドイッチが置かれていた。すでにリーシェの姿はなく鍋や皿の影になっていて厨房の中はよく見えない。 とにかくサンドイッチをテーブルに運んだ。ついでにカウンターに置いてあった水差しも持っていった。 「まずいな」 サンドイッチを食べつつ兄が呟いた。 「いや、うまいだろ、コレ」 「サンドイッチのことじゃない。この状況だ」 確かにサンドイッチはおいしいと兄は思う。多分残り物でまかないで食べる為の料理を程良い量を軽くあぶった香ばしいパンで挟んでいる。急な客の為にも使えるようにわざと残るように作っているのかもしれない、と余計な事を考えた。 「ああ、そうか。確かにやばい」 サンドイッチを噛み締めながら弟は呟く。 「長居は出来ないぞ。どうする?」 「そりゃ、もちろん、明日には出るさ」 「そうだな。でなきゃ、ここにも迷惑をかける」
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