気まぐれ日記
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2012年12月08日(土) 雪降ったり吹雪いたり

 今日の午後、かなりの吹雪でした。
 うん、今出たら遭難するだろうなという戦慄が走ります。
 今年もこの季節がきましたか、と。




 「すいませーん! 今チェックインできますかー!」
 そんなダミ声が聞こえる。支配人はすぐに入り口に飛んで行って客を迎えた。
 「ようこそおこしいただいて! 当宿はいつでもチェックイン可能です!」
 「いらっしゃいませ! ようこそどこでもあなたのお部屋『ピジョネ』へ!」
 シェナも迎えに行った。
 客は、二人の男だった。一人は古典的な吟遊詩人ルックで弦楽器をしょった青年で、まだ二十代の初めだろうと思われる。もう一人は対照的で地味な服装の同じくらいの歳の青年。
 『おちゃらけ担当と真面目担当といったところかしら』とシェナは二人を見比べる。そして、彼女はおちゃらけ担当がしょっている弦楽器から目を離さなかった。
 「一泊のお泊まりですか? お部屋は一つでよろしいですか?」
 「ええ、とりあえず一泊で。一番安い二人部屋でお願いします」
 真面目担当が告げる。
 
 
 
 


草うららか |MAIL

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