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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
手作り市三回でて、三回中一番暑かったです。 奴は現れない。いいことだ。しかし確実について来ているのはわかる。微量ながら魔力を吸われ続けているが、必要な魔力を温存しておけるくらいなので無視すれば問題ない。ブロードは話しかけて来ないし、姿もないので気が楽だった。 ある日、街道を歩いているところで異世界に入った。いつの間にか森の中を彷徨っていた。まやかしかと思ったが違うようだった。ブロードが現れた。こういう時もちゃんと着いて来ているのだと軽く感嘆し、そして憎い。 「魔族だ」 「それはお前だ」 「......」 ブロードは憤慨したようだ。さすがに言葉がキツいかと、少しだけ反省する。 「悪かった。魔族の仕業って言うのはわかるが、なんでだ?」 「俺がお前の魔力が好みのように、同じような好みの魔族がいる。しかも手段を選ばず、食らい尽くそうとしている奴だ」
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