気まぐれ日記
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2012年04月28日(土) やっぱり

 即興文章です。




 「最大の問題はモルベルドがこの学校に来てからというもの、男子にも入学許可になってしまったのだ」
 イリンダが深刻な表情で言う。ブロードには嫌な予感しかない。
 「男子寮などなかったから三分の一を男子寮にした。しかし、制服は女子のままなのだ」
 「何その嫌過ぎる展開」
 「ブロード、男子寮で待機して欲しい」
 「いやいいけど、制服は着ないぞ」
 「出来るだけ目立たないようにしたのだが、ま、しかたがない」
 イリンダもそれは望んでいないようだったので、内心ほっとした。
 「なあ、誰がこのドアを強化させた?」
 「グオン様のご友人のようだ」
 「ご友人ねェ」
 あの男の友人といえる人物でこのような芸当を使えるのは......。
 「同室で待機してもらってもいいか?」
 「ああ、まあ」
 イリンダは部屋を移動するといってドアを開けた。廊下は暗く静かで、イリンダが持つロウソクのみが唯一の灯りだった。この部屋に入って来たときよりも暗く静かだった。
 「今、皆はもう眠っている」
 「そんな時間なのか?」
 「いや、私がそうした。でないとモルベルドが抜き打ちで仕置きに来る」
 「どういう事だ?」
 「痛めつけて楽しい趣味の持ち主なのだ」
 「ふうん。なんだ」
 廊下をなるべく足尾立てずに歩き、下の階へ向かう。一番奥の部屋についた。イリンダがノックするとすぐにノックが返ってくる。イリンダが開けると、ドアの前に17、8歳ほどの青年がいる。
 「ようやく目が覚めたな」
 ブロードの想像どおりの人物がいた。


草うららか |MAIL

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