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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
「おそうじ、がんばってちょうだいね」なツヨシさん。なかなかいい顔看板。が、よく見たらこのツヨシ、実は水の上に立ってる? 明日、明後日はまったり過ごすつもり。 出発する翌朝、青年はまた手紙をカラに渡した。 「ありがとう」 この前もこのように手紙を渡していた青年は顔を赤らめたままだった。それでもカラは微笑んでいた。 「この間の手紙の返事、受け取ってくれる?」 カラはそう言って手紙を差し出した。 「そして、必ずこの手紙の返事を書くから」 青年は手紙を受け取った。 「それで、いいのですか?」 と、メジは尋ねた。村についてからもだったが、村を離れ見えなくなった頃にまた同じことを尋ねた。 「いいの」 カラはきっぱりと言った。 「だって、彼にいい返事を書いたのだもの。この旅の間で言葉を選んで考えて丁寧に書いたのよ。だから、いいの」 「そう、ですか」 メジはやっぱり黙った。 「ねえ、手紙、なんて書いていたの?」 今度はドッツェが尋ねる。 「ないしょ」 カラは微笑んでそう答えるだけだった。
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