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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
ので、買いました。 こちらはララさんではなく、キャンディさん。きれいな毛並みです、残念ながら今回は繁殖を断念。来年に期待。今年は涼しい夏を満喫出来るかな......札幌も結構暑いけれど豊橋ほどじゃないはず! 「さあ、ハチさん、出番だよ!」 「わかったって」 犬、それも真っ白い毛でかなり大型だった。八郎はこの姿を見た時、携帯電話のCMを思い出した。が、あの犬よりはもっと毛足が長い。ピンと立った耳、太く長いしっぽ。てっきり自分はもっと和犬を、例えば柴犬や秋田犬(忠犬ハチ公の犬種だから)を自分の名前から想像していた。 「さあ、匂いかいでレッツランチ!」 「いや、違うだろ」 それでもドッツェに押し付けられた袋に入った遺留品をかぎ、赴くままに街に繰り出した。匂いを感じる方向へ。 八郎の嫌な予感は犬になって更に強まった。 「ドッツェ、いざとなったら素早く逃げろよ」 「うん、わかった」 匂いが強まる気がする。段々臭くなって行く。 「ドッツェ」 八郎は元の姿に戻った。 「あいつだ」 小声でそっと指を指した。遠くの死角からだが、Tシャツにジーンズといった姿の若者がこちらに向かって歩いてくる。その姿から日本人と思えた。 「なんだか、あたしたちと同じ世界から来たような感じがする」 ドッツェは鼻を動かした。猫も犬ほどではないが嗅覚は人間よりも良い。 「そうだな。話が通じればいいんだが」 「ここに来て言葉に困った事はないよ」 「違う。言葉は同じでも、話が噛み合ないことがあるんだ」
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