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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
だいぶ暖かになって過ごしやすいです。 マグナはどうかというと、彼は視覚が無い分、時間感覚を狂いそうになっていた。もともとの精神力の強さがそれをなんとか押しとどめている。 「どうにかなんないの?」 たまりかねてか、エーコはヴァリーに訴えた。 「やっているが......やはりここの妖精たちは強力だ」 「ちっ」 舌打ちしたブリアが立ち止まった。ヴァリーも知らない形で手を組んで何かを呟いた。三度ほど同じような言葉を呟き、最後だけ「ジン!」と叫ぶ。 ザッと風のようなものが吹き荒れた。 「おお」 彼らの視界に元の明るさが戻り、時間の感覚も戻った。
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