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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
謎ディナ読み終えました。 「奴らは今戸惑っているはずだ。俺たちはその間にさっさとこの森を抜ける」 先頭はヴァリー、マグナとエーコを挟んで最後尾はブリアだった。 「だが、そうもいかなそうだ」 目の前に突然気配を感じた。マグナは剣を抜こうとしている。 「やめといてくれ、マグナ。やつらは賢いから言葉を使う」 ヴァリーの目の前に、ちょこんと白く丸い物体が現れた。 「賢きもの賢きもの、我はひとの言の葉をつかう」 丸い物体は不格好な人の形となった。大きさもヴァリーと同じになって言葉を続ける。 「そちらの魅力的なひとを我の息子の嫁にしたい」
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