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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
何よりも、試験中に問題文を打ち込む作業の方がすごい気がしてならない。大学行くより、その方面で活躍した方がいいんじゃないと、正直思いました。 ブクキャスはノ・シーウェイの南に位置する港町だった。そこから船に乗り、大陸の北端ブルフォーレに向かう。そこからは移動魔法、馬車または徒歩で首都を目指す。 ヴァリーは疲弊していた。さきの移動魔法、非常に疲れるらしい。 「さすがに、久しぶりだから、疲れる」 「ここで休むか?」 マグナは気配で察して尋ねた。 「いや、船で休む。時間は惜しい」 すぐに港で乗船手続きをとる事になる。冒険許可書と身分証明証を見せてブルフォーレへ向かう船に乗った。宛てがわれた一角は四人が横になれるくらいの広さはあり、毛布も備わっている。 「そういうわけで俺は寝る。着いたら起こしてくれ。途中で巨大イカに襲われても大丈夫だ。船員たちは皆屈強の戦士だ」 「わかったわ、ゆっくり休んでね。でも私もダメかも」 船酔いするんだ、と彼女は言った。
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