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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
バカな戦いの始まり始まり〜 「まずは先鋒前へ!」 真壁と宮前が同時に言った。 「じゃあ、僕から行きましょう」 と、男子中学生。 「私、行くね」 と貴乃。二人が向かい合い「始め!」と声がかかった。 「......」 「......」 二人は黙ったままだった。 しんとした会場もやがてざわざわと騒ぎ出す。 「どうしたことでしょう? 両者とも動きません」 と司会の若松。 「どうしたの? 道明寺くん?」 良和に聞かれて、道明寺くんと名前が判明された坊主頭の少年は答えた。 「いや、あの、どうやって勝負つけるんですか?」 戸惑っているように見える。貴乃はそれで判断した。 「さいっしょはグー!」 彼女はいきなり拳を突き出した。慌てて道明寺も拳を出した。 「じゃん、けん、しょ!」 彼女はチョキ、彼はパーを出した。 「あたしの勝ち」 そこで審判は同時に『勝者、田中学院!』と叫んだ。
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