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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
帰り、雨が降ってしまい自転車置いて帰りました。明日歩きです。雨できれいになっていればいいな、自転車......。 「藤谷美和」 可奈が呟いた。 「誰、それ?」 「佐藤学園中学部二年の子。通称、魔女っ娘」 「何、それ?」 「そうね、本当に何って感じだわ」 可奈がイライラした様子だった。それを感じてか貴乃と良介が黙る。 「全国ならいざ知らず、こんな近くにパクリがいるって気分が悪いわ」 「パクリ......」 「この話も人のことは言えないけど」 などと身もふたもないことを言いつつ貴乃は思い出したかのように言った。 「そういえば、うちの従兄弟が通っているのよね、佐学に」 田学が田中学院であれば、佐学はもちろん佐藤学園である。 「同じ歳の子でさ、お寺の子なんだよね」 「......パクリ」 「......いや、とりあえず、偶然ってことにしとこうよ」
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