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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
母と妹で話す内容。 「なんと、情けない」 アニムは思った。 アニムは二人とはぐれてしまっていた。それも、アニムが道を間違えて。 「ここは、どこだ?」 何もない平野のど真ん中。ぽつぽつと木が植えられている。もうどっちからどうここにたどり着いたのかわからなかった。 「二人とも、探している......と信じたい」 が、あの二人が探したところで見つかるかどうか。空が飛べるルイは意外にも方向音痴なところがある。なので、たとえ探しているとは言え、見つけられるかどうかの方が問題だった。 「ああ、こんなことなら二人に縄を付けておくべきだった」 はぐれてしまった理由が見当たらない。もう一度辺りを見渡す。 確か今頃なら港の近い街に着いている筈だ。ここには潮の匂いはしない。 「おかしいのう......」 不安になるほど彼は若くなかった。 「仕方が無い」 占いに使うカードを取り出した。もとはアニムの精神で出来ている。真実を見ろ、とカードが告げた。 「ほれ、お主にくれてやろう」 一番近くの木にカードを打ち付けた。 「アニム! よかった、見つかった!」 ルイが叫んでいた。 「おお、ルイ! バルクも」 「お前、ここで何やっていたんだ?」 大きな木のウロの中にアニムはいた。 「きっと、木精だのう。試しにエルフの贄が欲しかったのかもしれん。でも、やはり、エルフはまずいらしいのう」 「? まあ、いいや。シーフード、シーフード!」 潮の匂いがする。ルイが魚介類の料理を上げて行くのでアニムは腹を鳴らした。
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