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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
ま、それは置いておく。 「つっ立っていても始まらねえ、扉を開けるぞ」 ヘンプは扉に手をかける。 「......お嬢ちゃん方、目を閉じていな」 嫌な予感がする。手を止めてヘンプは二人に言った。 「いいというまで目を開けるなよ」 慎重にゆっくり扉を開ける。 直に大広間へ続くその扉の先には、血の海が広がっていた。生臭い匂いが鼻に付く。予想以上に悪い状況だった。 「ねえ、どうしたの?」 目を閉じたままアプリが尋ねた。 「ああ、あのな大量殺人が起こったようだ。中は血の海なんだが、見れそうか?」
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