|
気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
酒を飲みに。 キュプラが叫んだ。 「クアイン、魔封」 「わかりました」 銀色の肌を持つ妖精が現れ、兄の手を握る。 「冷てッ!」 あまりの冷たさに手を振りほどくが、離れた時には強い脱力感が身体を襲った。彼が叫んだ言葉が気になる。クアインがにっこりと笑って消えて行く。 「なっ? お前、魔封なんか使えるのか!?」 魔力が思うように動かない。身体を巡って放出されない。 「一時的だけど、効果があるようだね。最初からこうすれば良かったよ。オルティスヌ、帰るよ!」 半透明の姿をした妖精が現れて頷き、風を起こした。風はキュプラとブロードたちを包む。一瞬で、そこには誰もいなくなった。
|