|
気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
読み返せば、読み返すほど酷くなってます。 キュプラが再び現れたのは、翌日昼頃ジョウロフェンツァ城の中庭だった。天気が良いからと昼食をアプリがわざわざ中庭へ運んだのだった。「久しぶりに兄弟水入らずで」と二人で昼食を食べているところだった。 「また来たのか」 と、兄はあくびを噛み殺しながら言った。 「兄弟そろって酷いな。と、いうか君はもっと酷い。トラミア山の奥深くの洞窟の万年雪の中だなんてやるじゃないか」 「妖精がついているんだから平気だと思った」 「兄さん、そんなところへ送ったの?」 「うん。悪かった。寝起きが」 「とにかく、君の弟を連れて行かなきゃ。僕がいつまでたっても帰らなかったら、あの人が直接......」 そこで兄はキュプラの腕を掴んだ。 「あの人って?」
|