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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
いきなり辞めちゃった人のお陰ですっかりタイミングを逃しちまったので、しばらく辞められそうにない。 ヘンプは中年に差し掛かった大男だった。体格も良く、腰のベルトにはナイフが数本と剣が取り付けてある。 やや不機嫌そうな顔をしていた。 「ヘンプ=リネンだ。まあ、協力してやるよ。よろしくな」 ヘンプはそう言って押し黙った。 「魔法? 肉体強化の」 ブロードが尋ねる。 「ああ? よくわからねえが」 「リネン家はそういう魔法が得意だったって聞いた事がある」 「迷惑な話だよ」 ヘンプはぶっきらぼうに言った。
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