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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
脳内フレーズシリーズ。 その夜、ブロードとアプリは信じられない光景を目にした。普段なら半分ほどで「混んでいる」というレイヨンの店が、超満員になっていた。混んでいるので彼らはカウンターの内側にいた。 「シルクちゃーん、こっちこっち! もう一杯頼むわ」 「俺も俺も!」 「シルクちゃん、こっち来て一緒に飲まない?」 「いーや、俺の方が男前だよな? 俺のとこに来てよ」 などと、客たちはシルクちゃんコールを続けている。 一方、シルクはしどろもどろであっちこっち歩いている。慣れない手つきで酒を運んでいた。それでも客たちが怒らないのは、シルク目当てで来ているからだった。しかしながらシルクによる客引きにより、レイヨンの料理が注目され、ただ単に美味いという理由で来ている客もいた。
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