気まぐれ日記
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2009年09月12日(土) 要領が悪い

 良くなるためには、どうすればいいのかなー。(この辺がすでに悪い)





 部屋は狭いが一人でちょうどいい。ますますレイヨンの宿を思い出させた。壁に手を当ててみる。特に違和感はなく、幻などではなさそうだった。ただし、怪しさは極まりない。ブロードにはこの森の奥で宿を経営している事が信じられなかった。
 それでもベッドで横になってしばらく休んでいると、彼女がノックして来た。
 「お食事、できました」
 「ああ、ありがとう」
 起き上がり、食堂へ向かった。テーブルには簡素な食事が並んでいた。パンと具沢山のスープ、果物と野菜サラダ。
 「さあ、どうぞ」
 「どうも」
 「お酒はいかがですか?」
 「いや、いらないよ」
 「そうですか。じゃあ、ジュースを用意しますね」
 彼女は台所に消え、再び瓶を持って現れた。
 「ぶどうのジュースです」
 「ありがとう。そういえば、ここのお代っていくらなの?」
 「お代? お代は......考えていません」


 


草うららか |MAIL

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