気まぐれ日記
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2009年05月14日(木) うぐいすパン

 には、うぐいす入ってない。

 今の人は通じない?

 職場の近くでうぐいすがなくと和みます。





 ブロードは頑張ってなんとか半分を食べた。
 「もう、ダメ。ごちそう様」
 「そう、おそまつさま」
 アプリは素っ気なく食器を片づけていった。
 「じゃあ、しばらく食休みしていてね。これを片づけたら出発しましょ」
 早く行きたくてならない子供だ、とブロードは理解した。アプリはまだ十六、七歳ほどの少女だった。それは、他の世界を知りたくてならない年頃でもある。
 旅慣れてしまったブロードにはよく分からないが、確かに彼にもそんな頃があった。
 「アプリ!」
 「あ、おはよう。兄さま」
 食堂に駆けつけて来たのはナイロだった。少し息を切らせている。
 「よかった。まだ出立していなくて」
 「だってブロード君ったら起きていなかったから」
 「当たり前だよ。メリー母娘がまだ朝食作っている時間なら。ブロード君だって妖精が憑いているとはいえ、川から流されて目が覚めたのは昨日なんだよ」
 「......ごめんなさい」
 「サンディアはそれほど遠くないし、馬車で行くのだからもっとゆっくりでいいんだよ」
 「うん」
 「すまないね、ブロード君。その朝食も無理して食べたのかい?」
 「いいえ、半分残した」
 「それで構わないよ。後で僕たちも食べるから」


草うららか |MAIL

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