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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
ほとんど復活しました。 その世界にて、律惠は呆然と佇んだ。恍惚として世界を堪能しているのかもしれない。 「では、私はこれにて」 「まって」 「なんでしょう? 願いは叶えましたが?」 「願いは一個とは言ってなかったでしょ? この世界に慣れるまで私をサポートして。ここでの必要なものとか全部用意して欲しいのよ」 何も無い、延々と続く草原。その世界は自分が描いたというよりは、ゲームや小説などに出てくる戦士は剣を振りまわし、魔法使いが魔法をぶっぱなすファンタジー世界。そんな世界にごく普通のOLである自分がきたところで何が出来るわけでない。 ピエロは困った顔(とは言ってもよくわからない)をしていたが、彼女の目を見て首を傾げた。 「わかりました。あんな世界から来たアナタにはここは辛いでしょうから、手伝いましょう」 「よかった」 「というか、戻らなくてもいいんですか?」 「現実逃避がしたかった」 「はあ、現実逃避ですか。ま、分かりました。あなた様のサポートさせていただきます」
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