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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
本当ですが、実は三択だったのであてずっぽうです。 「だめ」 レンが言った。 「だめだよ。リン、あなた、一度ツプーテに戻って情報を引き出すか私たちを城内に入れてくれることを考えてない? そんなの、駄目」 「そうだけど、どうして?」 「ツプーテは、抜けた者を許さない。剣乙女といえど、命が無いかもしれない」 「そうだ」 ミカサも言った。 「力になってくれるのは嬉しい。だけど、そのためにツプーテへ戻らないでくれ」 「兄さんがそう言うなら。私は何をすればいい?」 リンがそう尋ねたとき、ドアをノックする音が聞こえた。 「これはこれは、エンリャク殿」 ハーマスはその男を迎え入れた。 「いやはや、これだけの剣乙女をよくぞ集めた」 エンリャクと呼ばれた中年の男は、薦められたソファーに座った。 「よくも、今まで騙してくれたわね」 リンはエンリャクに向かって言った。 「リン、他の仲間はどうした?」 「知らないわ」 「そうか。もう戻るといい」 「戻らない」 「まあ、いい。ゆっくりしておいで。ハーマス殿、この子をお願いする」 「ああ、いいでしょう。しかし、何しに来たのですか? ツプーテ国の宰相が」
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