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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
負けそう、辞めそう。 二人だけが屋敷に残された。 正しくは二人だけが起きている状態。 「なあ、こうしていても退屈だし、街の様子でも見てこようか?」 昨日は街を見る事無く本部へ向かい、そのまま歓迎会となった。街の様子を彼らは知らない。 「そうですね」 「じゃあ、行こうか」 「はい」 扉を開ける。大通りに面したその扉の向こうはしーんとしていた。 「なんだ、これ......」 異常に気づき、カスガは扉を閉めた。 いくら朝が早くても、こんな大通りなのだから誰一人いないのはおかしい。そう怪しみ彼はハーマスの寝室へ向かった。 「キッカ、ハーマスさんを起こしてくれ」 「分かりました」 カスガはミカサが寝ている部屋へ向かう。扉を開けると彼は身を起こしていたがぼんやりとした様子でこちらを見た。 「おい、目覚ませ! 街の様子が変だ」 「......わかった」 「わかったって......!?」 「ツプーテが来た」
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