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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
終わらせてしまいましょ。 歓迎会は宴会であり、狂宴となった。 いい年をした男女が踊り狂い、子供たちははしゃぎ歌い、意識を持った者は呆れて眺める。 「いいんじゃない? それだけ歓迎されているってことさ」 メーがカスガに向かって言った。 「いや、これ、酒が飲みたいだけじゃないか?」 「これだけの醜態を見せる事が出来るという事は、それだけ信頼したってことさ」 メーはそう言って酒をあおった。 翌日、当たり前というかお約束というか、二日酔いという病が本部を襲った。 「じゃあ、あたしは宿があるから帰るね」 と、メーは朝早くから出て行った。 朝、誰も起きてこない。子供たちも夜更かしが過ぎてか静かに寝ている。大人たちはうなり声を発しながら寝ていた。起きてきたのは、カスガとキッカ、キヨミズとユリ、メーだった。 「まあ、歓迎会なんつーもんは、そんなもんさ」 「......」 キヨミズは台所で朝食を用意しながらカスガに言う。果物のジュースとパンがあったのでそれをそれぞれに分けていた。 「お前、飲まれた乙女を一人やったんだって?」 「ああ、うん」 「やるじゃねーの」 「やりたくはなかった」 「やらなきゃ、こっちが死ぬんだ。ミカサの旦那の方がまどろっこしいし結局苦しんで死ぬんだから同じだ」 「そうだな」 「ハーマスおばさんにはやり過ぎって言われるけどよ、俺もそう思うけれど、その方が正しいって思っているんだ。今はな」
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