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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
監査、終わったよー。特に言われる事はなかったので良かったよ。 昼食の用意が出来た頃、会議は終了した。それぞれの国王も昼食会に出席する。昼食会とは名ばかりで、ビアソーイダ名物のビールとつまみが提供される。子供にはもちろん酒は出さない。 ビアソーイダ王の決議を聞き、サミクラスとオリオは頷いた。幼いアテンシアにはビアソーイダ王が懸命に笑顔を作り話したが結局泣き出してしまった。代わりにラナがなだめて説明する。アテンシアはラナと一緒にいられることを喜び、ハイネーケは妹が出来たと喜んだ。 「やれやれ、アンギルスか」 サミクラスは木の実をつまみにビールをあおる。 「忙しくなりそうですね。でもしばらく城を出るのもいいかもしれない」 そう言ってオリオもビールあおった。 「これはどう飲めばいい?」 バネッタは不思議そうにビールの泡を見つめていた。 「姉上はお酒弱いでしょ」 「しかし、一口は飲んでみない事には......」 「そうそう、何事も経験だよ、お姉さん」 と、サミクラス。 「でも、無理はなさらないで。一国の王女を酔いつぶしたなんてことにはなりたくないです」 それで、バネッタは一口飲んで、果物のジュースに替えてもらった。 「苦いのは得意じゃない」 彼女はそう呟いた。
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