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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
取れたァァァァァァア! 「知識?」 「知識が糧なのよ。久しぶりに真新しい知識を持った人間が現れたと彼なら思ったに違いないわ。あなたの持っている知識を得る代わりに自分の知識をくれたと思う」 「もしかして、本?」 「そうかもね。蜘蛛をそこに置く代わりに、たくさんの知識、本をあげたと思うわ。その知識が蘇生魔法だったのよ。ティママンが預けた魔力と蜘蛛が与えた知識。だけど魔法は中途半端だった」 あの時、頭に無理矢理入ってくる不明な文字を止めたのはカシスだった。 「そ、そんな......」 「だから、ベグゼッド。あなたは悪くない」 「だけど、俺は......」 「悪くないけれど、生命の理を崩した。だから、あなたは報いを受けなければならない。もう、そう決まってしまったわ」 「そう、なんだ」 「だから、悩むことはないの。その報いはどういう形で現れるかわからないけれど、今はそれを考える事はないわ。さ、ここを出ましょう」 オフィーリスはベグゼッドの手を引いた。グオンも続こうとする。 「逃がさない」 その扉の前を塞いだのはレクイエムだった。 「レクイエム、カシスは?」 「あの子なら眠らせた。姉様、邪魔しないで。それともいつまでも人間の味方でいるつもり?」 「あなたは、どうなの? 一体どんな契約を結んだというの? ティママンの魔力だけで動いているとは考えられないわ」
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