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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
で、年齢がわかるそうです。(不確か) フリエルが片手を軽く上げる。それが合図のようにグオンが床に倒れた。 「グオン!?」 ベグゼッドが叫ぶ。もう理解していたことだった。ここに来たら命などないことも、フリエルの意図も、魔族レクイエムの存在も。それでも叫ばずにいられなかった。そして、それ以上声が出なかった。 「人の命とは、あっけないものですね。レクイエム、彼を部屋に連れて行きなさい」 レクイエムは黙って言う通りにしようとする。ベグゼッドは動かなかった。 「......せめて、別れの言葉を」 やっと、それだけを声を出す事が出来た。 「まあ、いいでしょう。気の済むまでお別れをしてください」 グオンの側に座り込み、国の流儀に従ってベグゼッドは死者への言葉を口にしようとした。その昔、亡くなった軍術家と同じ言葉を、更にグオン個人への言葉を。しかし、彼が放ったのは彼が全く思いもよらない言葉ばかりだった。 それは、長い別れの言葉に聞こえた。何を話しているのかまではフリエルにはわからなかったが、しびれを切らしかけていた時、ようやくベグゼッドはふらふらと立ち上がった。 頭がガンガンした。めまいを起こした。身体全体に力が入らない。半ばレクイエムに支えられながら、ベグゼッドは最初の部屋、ハイネーケが待つ部屋へ連れて行かれた。
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