気まぐれ日記
DiaryINDEXpastwill


2008年05月22日(木) ああ、勘違い

 いやね、つい三日ほど前に気づいたんだけど、金曜日休みだと思ってた。カレンダーに勘違いして休みって書いてた。なんでだ。




 ベグゼッドが本を読み終わる頃、鐘が鳴った。
 「昼飯だ」
 「昼飯? 昼飯の時間になると鐘が鳴るようになってんの?」
 「ああ、時間通り食ってもらう為に」
 オリオからも釘を刺された。「遅刻しないように」と。
 食堂へ行くとオリオとハイネーケはもう席に着いていた。
 「あれ? グオンは?」
 「グオン殿は、用事があると城を出てますよ」
 きっと、メイドを誘って食事にでも出たのだとベグゼッドは思う。
 「さ、席についてください。もう時間ですから」
 簡単な昼食を済ませ、カシスとベグゼッドはまた城の散策をすると言って食堂を出た。
 「やれやれ、落ち着きのない子だちだね」
 そういうオリオは茶を飲んでいたが、ハイネーケはどこかつまらなそうにしていた。

 地下室は二階の一番端の部屋の階段を降りるとあった。
 「暗いな」
 一旦、上へ戻りランタンを手にして戻った。
 「カシス様」
 「わっ!」
 声を掛けたのはラナだった。
 「脅かすなよ、ラナ」
 「それは申し訳ありません。ですが、こんな地下室で何をしてらっしゃるのですか?」
 「何って、別に。ベグゼッドが見たいっていうから。ラナこそ、なんでここに?」
 「私は料理長に頼まれて、料理用のワインを探していました。ここは埃っぽいですし、ほどほどにしておいてくださいね」
 「わかってるって」
 「では、お気をつけて」
 そう言うと、ラナは地下室を出て行った。
 「ああ、びっくりした」
 「......彼女、明かりを持ってなかったね」
 「それがどうした?」
 ベグゼッドは口を濁らせてから「別に」と言った。明かり無しでは、とてもワインの区別など出来ない。


草うららか |MAIL

My追加