気まぐれ日記
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カウンターが九千突破しました。 もう少しで一万じゃないか。はっはっはっ……。つーか、検索エンジンで探したら、なんか変な日記が引っかかってきたよ、くっそーくだらんこと無駄に書きやがって! みたいな人ばかりくるんですね……Red Wing(いまだ多い)の俗語、ほんと教えてあげたいけど、草の口からは言えませんし、書きたくないです。知りたかったら『蔵出し・うめぼしの謎・完全版』(三笠山出月著)を読んでください。古本屋で見つけるかどうにか、そういう努力をしてまで調べる言葉じゃないけどね。(これのために買って損したなんて言わないでね。実際損することになるけど) 一万になったら、なんかやろうかな?
「分けありってか?」 「ウォンテッダーには一人一人の目的が違うっていうからな……お教えします。俺たちは賞金稼ぎでやってるんだ。賞金のない魔族には用はないし、下手な魔族に首を突っ込むとろくなことがない。ただし、情報料として何かもらえるか? こっちとしては大した情報じゃないけれど誰かにとっちゃ必要なときがある」 ブロードは口をへの字に曲げる。樹理は、何かやれと言う顔を向けていた。 「じゃあ、こいつらに手を出すな」 メモを見せた。 「ブロード?」 樹理が不思議そうな顔をする。 「エノマ、スノムウェン、リースリーズ、カティエリ……こいつらには絶対手を出すな。何かある奴らだ。たとえ、スノムウェンが大人しくても、それが素だとはいえねぇだろ」 「ああ、そうだな。ロセウ。スノムウェンってヤツは俺の勘じゃ、こいつらよりヤバイ空気持ってんぜ」 「だろーな。お前が寸止めで留まるのは、それだけ安全だからな」 「寸止め……」 樹理もブロードもスタウトに首すれすれに剣を突きつけられた。それが、マシだということは……。 「でも、無駄だ。お前の剣じゃ魔族を切れないと何度言ったら分かる? 俺が魔力で補って初めて切れるようになるんだよ」 「どうせ切れないならいいじゃねーか。脅しくらいにはなるし」 「魔族にとって、首を掻っ切られるのは大したことじゃねーんだよ。学習能力故障でもしてんのか?」 スタウトは、魔族に会うたびに剣を突きつけ無駄に切り払っていた。 「だから、脅しでやってんよ。無駄だって言うのはわかってんだ」 「だから、それを止めれっつーんだ! それで無駄に魔族とやって無駄に命を縮めてんだっつーの!」 ロセウの悲痛な叫びが響いた。
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