日々是修行也
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登場する人物・団体・店名等はすべて架空のもので、仮に存在していたとしても単なる偶然です。 また、暴力・犯罪・性的描写も個人の思い込みによる勝手な想像です。

2009年09月24日(木) 豚インフルエンザとワクチン (下)

WHOは、豚インフルエンザが近い将来突然変異して強毒性化し、約20億人が感染し死者が無数に出る可能性があると予測しており、これが確かであれば臨床試験によるワクチンの副作用を確認しないまま導入することも仕方無いのかもしれない。

しかし実際には毎年流行しているインフルエンザでさえ正しく予測出来た例が無い、、、ましてや製薬会社がやっつけ仕事で準備したワクチンが今後流行するウィルスに的確な効果があるかは不明確だ。


アメリカのCDCは「過去のインフルエンザの歴史を振り返る限り、当初弱毒性で後に強毒性になるというウィルスのパターンは存在しない」としている。


WHOは7月中旬まで毎週発表していた全世界の豚インフルエンザの感染者数と死者数について突然発表を停止した。

その理由として、インフルエンザで死んだ人でも死亡診断書に「インフルエンザ」と書かれることが少なく感染者数についても病院で検査を受けないまま治った患者が圧倒的に多いと推測さ、統計が実数を大幅に下回っていると想定されるからだとか。。。


現在の感染者数も正しく把握できていないのに、近未来の悲劇的な予測だけは「確実」だと政府やマスコミが世界中の人々を脅かすパターンは、”地球温暖化問題”に似ている。


さすがにアメリカは1976年にワクチンの副作用による重大事故を経験しているため、全米8つの大学の病院で12000人の希望者に臨床試験となるワクチン接種を行い、その結果を見た上で大々的なワクチン接種を開始する予定だ。

<関連Web>

ホワイトハウスはイギリス同様、今秋インフルエンザが猛威を奮うのは確実だという予測を表明している。


その方策を決める会議がホワイトハウスで開催され、製薬会社、健康保険会社、医学界などの著名人が出席し話し合いがあった。
(市民団体が、この会合について出席者名などの公開を求めたが拒否されている。)


結局、アメリカでは16〜18歳の国民に対しインフルエンザの予防接種が義務づけられることになりそうだとCDCが発表している。



欧米でワクチン接種が全国民に義務づけられることになると、日本も似たような流れになっていきそうだ・・・。



「インフルエンザ予防接種は必ずしも安全でない」と声を上げたところでマスコミ情報を鵜呑みにする多くの人々からは、”変わり者”扱いされるだろう。


ワクチン接種が義務付けられたら、副作用のリスクを覚悟して予防接種を受けなければならない。


・・・早めにインフルエンザウィルスに感染することが最善策かも知れない。(^_^;)


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弥勒(みろく) [MAIL]

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