関西から発祥の”恵方巻き”が全国的に普及してきた昨今

「旧暦の大晦日、つまり今の”節分の夜”に、その年の恵方（歳徳神の在する方位）に向かって、目を閉じ願い事をしながら無言で”太巻き”をまるかぶりする」という習わしで・・・
（かぶる＝かじるの意味だ / 関西方面の方言）

ちなみに今年２００８年の恵方は”南南東”


江戸時代の祈願事を大阪の海苔問屋組合が海苔の需要拡大を狙って節分イベントに盛り込んだのが始まり

これにセブンイレブンが目を付けて全国展開したことが今の普及につながっているらしい、


海苔の養殖は場所にもよるけど１０月〜２月だから、節分に海苔の需要があることで海苔の在庫処分にもなるというメリットもあるらしい。（まぁ、ありがたいのは海苔問屋だけだろうけど、笑）


この行事、寿司屋にとっても恩恵があるように思えるが、実際にはその正反対だそうな。


巻寿司のネタになる、かんぴょう・たまご・かまぼこ・きゅうり・・・はどれも低価格。　しかも、巻寿司はお腹が膨れやすいのでその分客は高級ネタを食べなくなる・・・つまりは客単価が下落＝＞儲からない・・・という仕組み


韓国にも同じような海苔巻きがあって、、キンパブと言うんだけど（海苔＝キン、ご飯＝バブ）、似たような具材を使っている。ただし、この海苔巻きは酢めしを使わないので日本人には抵抗がある。

・・・というか、ソウルのＣＯＥＸ地下にあるフードコートでこのキンパブを食べて食中毒になった嫌な思い出がある。　　ビブリオ菌の恐ろしさをカラダで体感したのだ、、、


だからといって決して巻寿司嫌いにはなっていないけど。（笑


あ〜ぁ、、それにしても海苔の香りのする女性はどうしてるんだろう・・・会いたいものだ。（遠い目


ｐｓ：　涙目になりながら太巻きをまるかぶりしている女性って、イラマチオの表情にも似てる！？　　by 細巻、（笑