歯磨き粉（はみがきこ）って言うけど、現代日本人で歯磨き”粉”を使っている人はまず居ないと思う。（笑

私は幼少期に”粉状の歯磨き”を使ったことがある・・・、(^_^;)

自宅の近所に祖父母の家があり、そこではおじいちゃんが長い間歯磨き粉を愛用していたから。

口広のビンに緑色の粉末が入っていて、毛先を水で濡らした歯ブラシをチョット着けてすくい取り・・・歯を磨く。


戦時中を生きた人の中には、濡らした指先に粉を付けて直に口の中をゴシゴシ・・・という人もいた。（遠い記憶、、、苦笑


そのあと、赤白青の３色が混ざらないで出てくる”アクアフレッシュ”が爆発的に売れたり、”液体の歯磨き”が泣かず飛ばずだったりして・・・今日に至る。

今はペースト状の歯磨き”粉”が主流だけど、、、

歯磨き１回に使う量は、＜米粒の大きさで十分＞だと花王の開発担当者が語っていた。

けど、これあまり公けにされていない・・・なぜなら、数が売れなくなるから。(~_~;)

「ＣＭでは、たくさん消費してもらう為にワザとやってます」と開発担当者

ＣＭだと、ブラシの端から端まで（溢れるぐらい）２〜３センチをチューブからひねり出して使う様子が放送されている、（最近はあまり見ないかな！？）　それと同じ使い方をするのは大間違い。

一般的な人は長さ１７ミリが平均らしい。

これだと市販のアクアクリーン（１５０ｇ/２００円）で１００回程度の使用回数となるらしい。（単純計算で１回２円）

でも、実際には米粒大で十分効果があるのだから、”ひねり出し”を２ミリに節約したとして↑の８．５倍つまり８５０回。これって朝晩２回使っても１本で１年間以上使えることになる・・・凄くね〜！？

歯ブラシの目的は歯の間に溜まったプラーク（歯石の元）を取り除く事だけでなく、ブラッシングで歯ぐきを刺激することにより血行を促進させ新陳代謝を高めることにある。


何だかとっても”せこい”話になったけど、小さいことからコツコツと・・・　資源を大切に！！　（笑