日々是修行也
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登場する人物・団体・店名等はすべて架空のもので、仮に存在していたとしても単なる偶然です。 また、暴力・犯罪・性的描写も個人の思い込みによる勝手な想像です。

2007年04月30日(月) ★ 病気の原因になる菌やウイルス 

病気の原因になる菌やウイルス、中でもウイルスはとても小さくその大きさは直径20nm(1nm=0.000000001m)〜800nm(1*

”菌”は光学顕微鏡(学校の理科実験とかで使うやつ)で見ることが出来るけどウイルスは”電子”顕微鏡じゃないと見えない。
(菌の大きさはウイルスの10〜100倍程度)
 

世界最小のウイルスは直径20〜25nmの正20面体。最大はエボラ出血熱ウイルスで幅80nm、長さ800nmのヒモ状。(ウイルスの形状はその他色々ある)


(1* nm => ナノメートルとか書いてもイメージ湧かないと思うので・・・


食中毒の原因になるノロウイルス(35〜40nm)と長身の人間(180センチ)を例に比較すると、

ノロウイルスがバスケットボールで人間は地球(The Earth)ぐらいの大きさになる。(5千万倍)

*バスケットボールの直径が25センチ、地球の直径が1万2700キロ








インフルエンザウイルスは喉で増殖し、咳とともに空気中に飛散するが、あまりに小さいので風に乗って遠くまで飛ぶことができ、しかもなかなか落下しないのでこんな(↓)事が可能になる。


■ インフルエンザウイルス感染者が、入った個室トイレで激しい咳と共にウイルスを撒き散らす。 その後に健康な人がトイレに入り、室内に浮遊しているインフルエンザウイルスを吸い込み感染。


■ 電車内でインフルエンザ感染者が激しい咳をした際に手で口を押さえる、手には大量のウイルスが付着(手のしわや指紋の間に入り込む)、その手で吊革を握る・・・次にその吊革を握った人の指紋や手のしわの間にウイルスが付着・・・その手に付着したウイルスから感染


もちろんこんなケースでも全員が感染するのではなく、健康体であれば多少のウイルスなんて善玉菌・(体内の抗体)が駆逐してくれて感染するまで行かない・・・しかし、寝不足や二日酔いなどで疲れていたり特定の抗生物質を服用していることで特定の菌に対する抵抗力が低下しているとあっという間に感染する事になる。


空気で飛散するウイルスを抑え込むには湿度が必要で・・・

乾燥した運動場に風が吹くと砂ぼこりが舞い上がり目に入るけど、水撒きすることでホコリが抑えられるのと同じで、

乾燥しやすい冬場に加湿器を使って湿度を上げると、空気中の菌やウイルスが水分を吸収して重くなり床に落ちる・・・つまり人間の口に入り難くなるという効果があるからだ。


汚れていなくても手洗いとウガイが風邪の予防に効果絶大なのはこのことからもわかる。


ただし、イソジンなどを使ったうがいはやり過ぎると逆効果なので要注意。
(イソジンの殺菌効果は善玉菌に対しても行うので濃度が濃かったり、頻度が多いと免疫力が低下することになる)


普段は水でウガイ、、チョット違和感を覚えたらイソジンでウガイがいい


<結論>

じゃあ、絶対にウイルス感染しないように度を越してまで気を付けた生活を送ればいいかというとそうでもなくて・・・。

ウイルスに感染することで体内には抗体が出来る。 この”抗体”が体内にいる間は次に同じウイルスが体内に侵入してもすぐに駆逐してくれる。 もちろん、絶対に感染してはいけないウイルスもあるけど、コレは血液感染によるものだけ(!?)だから。


過去に赤痢菌とかに感染したことのある人は・・・食中毒になりにくかったりする。

南国の不衛生な所で生活している人はこれらの免疫が体内に沢山ある。たまに日本人がこんな国に行くとあっという間に感染してしまう・・・、


不衛生なのもダメだけど潔癖症もイヤだしねぇ、



病床よりアップ・・・、、(~_~;)


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