日々是修行也
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登場する人物・団体・店名等はすべて架空のもので、仮に存在していたとしても単なる偶然です。 また、暴力・犯罪・性的描写も個人の思い込みによる勝手な想像です。

2007年04月08日(日) 話がそれるけど、

テレ東の番組、ソロモン流でフレンチレストラン、シェ松尾のオーナー松尾幸造(マツオコウゾウ)が取り上げられてた。

突然番組の中に出てきたのは、あの”社会文化功労賞”・・・(どこぞの催眠術師も授与されたアレだ)。表彰状と勲章が”堂々と”テレビ画面に映し出された。


”あ〜ぁ、社会文化功労賞といえば”資格詐欺の最高峰”。 法外なお金を要求し、その受け取ったお金の中から立派な勲章と表彰状を作って渡す・・・。以前にも取り上げた、アレじゃん。”


バカだよなぁ〜〜、まぁ、2億円もするウタンウェイのピアノ置いてるぐらいだからお金は捨てるほどあるんだろうけど、、、


本人の履歴を見てみると・・・

1948年生まれ。 ”高校卒業後”、国内一流レストラン勤務の後、渡欧。スイス・ローザンヌのホテル学校に学び、その後「ホテル・ド・パリ」、「ラセール」、「トワグロ」といった一流レストランで活躍。
帰国後の1980年に東京・渋谷の高級住宅地「松涛」にレストラン「シェ松尾」をオープン。日本のフランス料理の第一人者として高い評価を得ている。

おそらく、本人は「高卒」というコンプレックスをず〜っと抱えてたんだろうなぁ〜。


娘を慶応大学卒業まで立派に育ててるんだから、今更見せかけだけの”表彰状”や”勲章”なんて無用の長物だろうに・・・。 受賞に際してウン十万を納めなければならないような、胡散臭い団体に寄付するなんて、、、(昔、受賞を辞退した人の体験記があった)


胡散臭い団体=>要するに「賞を売る」商売。 紙切れ売ってウン十万円・・・あるいみボッタだ。(笑


ちなみに”歩くおっさん”、デューク更家も大金納めて同じ紙切れもらったらしい、、、(笑



そんな、「紙切れ」や「メダル」をテレビ番組に映してもらおうとする、その姿勢にガッカリして一気にテンションが下がった。


本人曰く「僕は常に美しい生き方を追い求めている」・・・なんて言ってたけど、表彰状や勲章を持つことがカッコイイだなんていい年こいたオッサンが・・・『ホント、ガッカリだよ〜っ!』 (桜塚やっくんのスケバン京子風)


この人は”高卒”という心の底の”負い目”をバネにして料理の道を極めたのだと思う。 「俺には学歴が無いんだから他人から認めてもらうには料理の味を極めることだ」・・・と、


しかし、日本人ってホント肩書きやブランドといった表面的な部分しか見えない人間が多いよなぁ、、



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場所は閑静な高級住宅街、平日の昼下がりにどこからともなく、つたないピアノの音色が響いてくる・・・、、

それを聴いた多くのひとは、”あぁ、小さな女の子(幼稚園児ぐらいか!?)が、習い始めたばかりのピアノを練習してるんだなぁ〜”と勝手に想像する。



実際には、、

定年リタイアした60過ぎのオヤジが、習い始めたばかりの「大人のヤマハ音楽教室」で与えられた課題曲を練習しているにも関わらず・・・。


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弥勒(みろく) [MAIL]

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