日々是修行也
BBS









登場する人物・団体・店名等はすべて架空のもので、仮に存在していたとしても単なる偶然です。 また、暴力・犯罪・性的描写も個人の思い込みによる勝手な想像です。

2005年05月04日(水) 電車にまつわるエピソード (相鉄線)

GW前の金曜夜、ハプニングバーの帰り道でのこと


ハプニングバーを後にして日ノ出町駅から京急に乗り、横浜駅でこの相鉄線に乗り換える。
相鉄線の起点駅である横浜駅で無事この27分に間に合ったが、JR線が遅延している事から接続待ち合わせのため定刻を過ぎても電車は発車しない。

この後の最終電車(42分発)は本来の終点駅である海老名駅から1駅手前の”かしわ台駅”止まりなので実質27分が最終電車扱い。


遅々として発車しない電車がラッシュ時並に混雑してきた頃、3〜4歳児を連れたお母さんが乗車して来た。


”あぁ、向かいの最終電車なら座れるのにわざわざ乗り込んでくるなんて海老名まで行くのかな? 子供を連れて大変だろうに、、”


約10分遅れで発車した電車は各駅に停まりながら運転を始めた。


つり革に掴まって立つ私の前には20代後半のOLが目を閉じて座っている。(シルバーシートではない)


横浜=>平沼橋=>西横浜=>天王町=>星川=>和田町=>上星川=>西谷=>鶴ヶ峰=>二俣川=>・・・・海老名


電車が何度かの停車を繰り返し、西谷駅を過ぎたあたりで突然背後から若い男(爽やかイケメン風)が私の前に座っているOLに腰をかがめて何やら話しかける、、最初は気付かなかったOLも二度目に肩をたたかれながら話しかけられると薄目を開けた。


そして、軽くうなずきだるそうに席を立つOL、今度はその若い男が親子に声をかけて”席に座るようにと促す”。


母親はOLに軽く会釈して我が子を座らせた。


次の鶴ヶ峰駅でその若い男は下車していった。


その親子もその次の二俣川で降りていった。


OLは二俣川で元の席に再び座り目を閉じた。





この一連の光景を見ていて非常に苦々しく思えた、、、



○ 一番腹がたったのは、若い男

自分の降車する駅の手前になって初めてOLに声をかけて席を譲らせるよう強要するなんて、一件良心的であるようには見えるが・・・、
しかも、OLの隣には若い小僧2人が世間話をしながら座っていたが、断られ難い方を選んだんだろう。


○ 子連れの母親

二俣川で降りるなら数分後に発車する次の最終列車の方が空いてて座れたのに、わざわざラッシュ時並に混んでる電車に乗るか? そもそも零時過ぎまで子供を連れまわすなんて非常識だし、横浜〜二俣川なんてタクシー使ってもたいした金額じゃないだろ。 周囲に気遣いさせるような行動をとるなよ、、


唯一、そのOLに対しては心の中で感心した。



確かに、その若い男は、横浜駅からその親子に気付いていたけどなかなか勇気が出せなくてやっとの思いで勇気を振り絞りOLに声をかけたのかも知れない、、、


子連れの母親も、やんごとない事情でその電車に乗らなければならなかったのかも知れない、、、


けど、

OLだって金曜日の夜遊び呆けた挙句に電車に乗ったのではなく、残業疲れの帰り道に一眠りしようとわざわざ電車を1本見送って待たされた挙句に座れた電車なのに、席を譲るのを強要されるなんて・・・。



幼児連れ=社会的弱者であるという”世間の目”に対して疑問を抱いた体験だった。



車椅子に乗っていたり松葉杖をついてたりすれば病人・ケガ人扱いされるんだろうけど・・・。
傍目には健康に見えたとしても、実際には人工透析帰りの病人だったり、人工臓器をカラダに埋めていたり、酷い腰痛持ちだったりする人がいる。 


昔、心臓病を抱えた青年がとある新聞に「自分は体格がよく傍目には健常者にしか見られない為、周囲から射るような視線を送られる事がよくある」と体験談を投稿していたのを思い出した。





ジローのカフェラテって、サイゼリアのカプチーノと同じじゃねーの?!(^_^;)



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弥勒(みろく) [MAIL]

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