日々是修行也
BBS









登場する人物・団体・店名等はすべて架空のもので、仮に存在していたとしても単なる偶然です。 また、暴力・犯罪・性的描写も個人の思い込みによる勝手な想像です。

2004年02月27日(金) ** アメリカ Now !?

米国務省が昨年、売春や強制労働をめぐる国際的な人身売買への対応について、世界の国々を3段階にランク付けした「人身売買報告」を発表した。

そこでは、パウエル国務長官が「毎年、全世界で推定80万〜90万人が国際的に取引されている」と述べ、各国に強力な対応を求めた。

その報告では日本に関して、中国、韓国、タイ、台湾、フィリピン、コロンビア、東欧諸国の女性などが流入して性的搾取の対象となっており、海外への「セックス観光」の防止努力も不十分として、「基準を満たさないが努力中」という第2類に指定した。


報告書の中ではコロンビア人女性に売春などをさせた日本国内・最大手ブローカーの摘発を実名入りで記述し評価したが、それに対する判決(懲役1年10月)が軽すぎるとして非難。被害者に対する日本政府の取り扱いも適切でないと批判していた。


このコロンビア人女性売春に関する部分は、おそらく全国のストリップ劇場に対して行われた入国管理局による一連の摘発騒動のモノだろう。(^_^;)


セックス産業を合法としている(州によるが)アメリカが自分勝手な基準で他国をとやかくランク別けするのは、非常に腹立たしい。 現実には、強いドルを持った大勢のアメリカ人がアジアの国々で女を買いまくっている現状があるし、そもそもアフリカから大量の黒人を”拉致”したうえに人身売買を堂々と行なってきた国が何をかいわんやだ。

**************************************************
1776年のアメリカ独立宣言には、「すべての人間は平等であり、生存、自由そして幸福の追求を含むある侵すべからざる権利を与えられている」とあるが・・・

ここでの「すべての人間」の中に、黒人やインディアンは含まないとハッキリ書いている。

白人たちは、自分達主人に対して従順な黒人奴隷を「サンボ」と言った。
(そういう意味では、”ちび黒サンボ”というのは愛着を持った言い方なんだなぁ・・・放送禁止用語だけど、笑)

アメリカが黒人奴隷を”輸入”したのは1619年が最初で、アフリカから奴隷船に乗せて連れて来た20人に始まる。黒人奴隷の数は、1776年の独立時で75万人、1865年の奴隷解放令の時点では400万人だ。

当初、白人達は黒人奴隷が子供を増やすことを奨励した。絶対的な労働力が不足しており、奴隷を増やすことは白人の利益になったからだ。
奴隷主が奴隷の女性に手を付けることもあった。「アメリカ独立宣言」の起草者であるジェファーソンも大奴隷主であり、奴隷を”繁殖”させる為、自ら奴隷との間に多くの子供をつくった。(単なるスケベだったのかも知れないが、、)

しかし、後に黒人奴隷人口が増え過ぎてしまい、アメリカ南部の白人にとって奴隷所有を続けることは経済的に割が合わなくなっていった。(奴隷が余った状態)

リンカーンが1863年に奴隷解放を宣言し、南北戦争後の1865年にアメリカの奴隷は解放された。しかし、アメリカの黒人の多くは差別されたままその後100年以上を経過しているのだ・・・。 解放されたというよりも、捨てられたというのが正しいのではないだろうか。(犬猫を飼ってた飼主がやがてエサ代がかかり過ぎて、捨ててしまうのと同じで)

*アメリカ黒人は「ニグロ」という言葉に差別を感じる。特に「ニガー」なんて言った日には、絶対殺されるから注意した方がいい。(~_~;)
**********************************************

前での報告書は2000年に成立した人身売買犠牲者保護法に基づき、’02から発表されていて、今年は116カ国・地域を対象に挙げ、「基準を満たす」第1類は西欧諸国を中心に26カ国。アジアでは韓国と香港、台湾が指定された。コロンビアもここに含まれている。 

生れたばかりの女の子を欧米に養子として大勢”輸出”している韓国が第1類とは笑わせてくれる。


日本と同じ第2類は、中国、タイなど多くのアジア諸国を含む75カ国。「基準を満たさず努力も不十分」という最低の第3類は、今年初めて評価対象になった朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)など15カ国が指定された。北朝鮮は、女性住民が中国北部で「嫁」として売買されたり売春に従事させられているが、政府として何の対応もしていないと指摘された。

同法により第3類に指定された国で改善が見られない場合、人道的部門や貿易などを除く分野で米国からの支援停止など制裁対象となる。



↑エンピツ投票ボタン&文字が変わります


 < 過去  Index  未来 >


弥勒(みろく) [MAIL]

My追加