2004年01月07日(水) ドラムとアフロとMars Volta
寒いですねー。井ノ本です。
ライブはじめをしました。
今年もライブにはじゃんじゃかいきたいつもりです。
取ったチケットを無駄にすることだけはないようにしたいつもりです。
（しかし今の時点ですでに1枚無駄に）（会社員ってつらい）
そんな悲しみを噛み砕き味わってみているうちに苦みばしったテイストが迸る大人の顔になってきたわたくしが向かった先は渋谷AX。
書いているのはすでに二月ですが気にしないでください。
ていうか気にしない。
私が。
古賀議員を見習ってヘタな言い訳はしないことにした2004年早春。
で、渋谷AXですよ。
誰が来てたかというとThe Mars Votlaですよ。
ウヘヒウヘヒ
すっげ楽しみにしていたのでもう顔がにやけます。
尻尾がついていたらきっとちぎれています。
ちぎれたハートを売り物に
甲斐よしひろは元気なのだろうか
話が進まないのはわたしが元気な証拠
The Mars Voltaはあれです、At the drive inが解散してできたバンドです。
At the drive inはすごかったですよねー。
初めて聞いたときすごいわくわくした。
めちゃくちゃでかっこうよかったの。
ジャケットから詞から曲からリズムからなにからなんもかんもがかっこうよかったなー。
ロックなんだけど即興性があってスリリングでノリノリで。
来日したときのライブのチケットをとっておいて飛ばしたのがいまだに悔やまれます。
なので今回は鼻息も荒くチケットを握りしめ渋谷AXに（まだ着いてないのかよ）
The Mars VoltaはAt the drive inの即興っぽいところがもっと強く出てきているバンドです。
少なくとも何かしながら流すとか絶対出来ないような音です。
で、ファーストアルバムの出来がまたすごくて。
音が重くて。
聞くところによると個人的にヘビーな出来事があってそれがもとになっているとか。
重いしなんかこうつらいというか。
それをライブでどうするのかなあと思っていたんですが。
いやーすごかったすごかったまじですごかったほんなこつすごかった。
6曲で1時間半。
しかも楽器交換・調整以外のブレイクなし。
なんかねーもうねーほんとにねーすっごかったですよ。
音がなんかこうすごいの。
メタルのライブって高音でなんつか刃物で切るみたいな音だし、
KORNとかああいうのは鈍器で殴りつけられるような音だけど、
The Mars Voltaのはえーと素手で殴られるよーな。
音に襟首つかまれるような感じでした。
以前mogwaiのライブにいったときの話を書きましたがそれとは違って、
mogwaiが音に取り込まれる感じ、拡散する感じだとするとThe Mars Voltaは音が突き抜けてく感じ、収束してく感じ。
明らかにその場のノリで演奏の長さとか決めてるような緊張感あふれる半即興ライブだったのに、
とっちからることなくむしろ収束していくような感じはすごかとです。
つかねードラムがすごかったです。
すごかった。
すごかた。
スゴカタ！
ノリを支えるのはリズムなんだなーというあたりまえなんだけどすごいことを体現してはりました。
あんなドラムふつー叩けないでしょ。
すごいつうかこのひと早死にしないかしらと思ってしまいました。
人が一生に叩けるドラムの数があるとしたらこのひとあと3年くらいで終わってしまうんじゃないかというか
何言っているのか
つかそういうよくわからんことを思わせるくらいすごかったよと。
リズムがめまぐるしく変わるので人によっては気持ち悪くなるかもしれませんが、
ライブはぜひ一度体験してみていただきたいなーと思ったしだいです。
あと、ボーカル（アフロ）のムーンウォークがうますぎてキモかった。
それと、もんのすごい勢いでマラカス振ってた。
現役のロックマラカス大王はボビー・ギレスピー（primal scream)だと思ってたけどどうかなー。
ボビー危うし
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The Mars Volta Official web
http://www.themarsvolta.com/
まんまとTシャツも買って帰りましたよウヘヒ |
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